私は水耕栽培では、バーミキュライトを培地として使っています。
バーミキュライトとは、蛭石(ひるせき)を高温で焼いて、多孔質、粒状にしたもの。極めて軽く、通気性・保水性・保肥力に優れた無菌の基本用土です。
今回は水耕栽培し終えたあとのバーミキュライトはどう処理するかについて、書きたいと思います。
水耕栽培し終えたあとのバーミキュライトはどう処理する?
私は、水耕栽培し終えたあとのバーミキュライトは再利用しています。
捨ててしまうのはもったいないので。
しかし、栽培を終えたバーミキュライトにはたくさん菌が繁殖し、なんの処理もなしに次の栽培に使うと、植物に病気をもたらしてしまう可能性があります。
そこで、殺菌消毒してから再利用しています。
まず、枯れた茎や根を取れる範囲で取り除きます。
そして、そのまま日に当てて乾燥させます。(←お茶パックに入ったものは入ったまま。乾燥させた方が、さらに根っこなどを取り除きやすいです)
ある程度乾燥出来たら、さらに細かい根などを取り除きます。
お茶パックに入っているものは出します。
そのあと、鍋を用意してバーミキュライトを投入し、ひたひたに浸るくらいの水を入れて加熱し、5分以上沸騰させて殺菌消毒します。
私は、使い古しの鍋をこのバーミキュライト殺菌消毒処理用に使っています。
そして、冷めたらスプーンですくってお茶パックに入れて使います。
お茶パックにいれると、余分な水分はお茶パックでろ過されて出てきます。
これで今のところ問題なく再利用できています。
とはいえ素人のやっていることですので、もしやる際は自己責任でお願いします。