夫婦がお互い週3日だけ働くという働き方

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こんな記事を見つけました。

週3日勤務、共働きで生計 パートも「同一賃金」 「欧州の働き方」
2016年9月12日 (月)配信共同通信社

「仕事と生活のバランスが取れて満足だね。月曜の午前は趣味のテニスをしているよ」

オランダ第4の都市、ユトレヒトに住む編集者レイニエル・ファン・ドゥ・ブリーさん(57)は、13年前の転職をきっかけに週3日勤務のパートタイムで働く。週末に加え月曜、金曜日も休みだ。家庭での時間を大切にするのが大きな理由だが、こういった働き方を可能にするのはフルタイムで働く人と時給を同じにするなど待遇を保障する制度があるからだ。

ブリーさんは「同一労働同一賃金」の原則に基づきフルタイムで働く場合と同じ時給を得られ、”働き盛り”の40代から、ためらいなくパート勤務を続けることができた。週5日のフルタイムで働く場合に比べて給与総額は60%程度になるが、妻も出産を機に週3日のパート勤務。2人で1人分超を稼ぎ、18歳と15歳の子どもを育てている。

―以下省略ー

この記事で紹介されているような、夫婦で週3日づつ働き、2人で1人分超稼ぐというのはかなり私の理想に近いです。

この記事によると、オランダではパートでもフルタイムで働く場合と同じ時給が得られるとのこと。

日本で、パートでもフルタイムで働く場合と同じ時給が得られるのはかなり厳しいと思います。

でも、生活コストを下げてお金のかからない暮らしを心がければ、こういうライフスタイルは成立すると思います。

おそらく、夫婦と子供2人の4人家族という一般的な家庭の場合、年間200万円あれば何とか暮らせると思います。ただし、将来の子どもの教育費や老後の貯えも用意しつつ、余裕を持って十分暮らすには年間300万円必要だと思います。

夫婦お互いが200万円ずつ稼げば、手取りでも年収は合計300万円を超えるでしょう。

貯蓄も出来ます。

200万円稼ぐには?

時給1000円だとどうなる?

200万稼ぐには時給1000円で働いたとすると2000時間働く必要があります。

一年を50週とすると、週に40時間働く必要があります。これでは週3回働くには1日13時間以上働かなくてはいけません。これはちょっと現実的ではありません。

もう少し時給を上げて考えてみましょう。

1日8時間働くとしたら時給はいくら必要?

200万÷50週÷3回÷8時間=約1666円の時給が必要です。

一日10時間働くとしたら時給はいくら必要?

200万÷50週÷3回÷10時間=約1333円の時給が必要です。

まあ、1350円以上の時給を狙って働く必要はありそうですね。

ちなみに、日本の地域別最低賃金は最高でも東京の932円、最低は沖縄、宮崎の714円とのことです。

日本ももう少しパートの時給があがるといいのですが。

まとめ

上記のように試算すると、何か手に職がないと週3回8時間だけの労働だけでは年収200万円は厳しそうですね。(少なくとも時給1700円前後は欲しいところです。)

副業や投資をしていく必要もあると思います。

ただ、週3回働くことで、ベースとなる賃金は得られるので安定するし、何より生活と仕事のバランスがとりやすくなっていいのではないでしょうか。

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