この本のコンセプトとしては、
余計なものを減らして、小さい家(タイニーハウス)に住む。
小さい家に住めば、住宅費もそれほどかからない。光熱費も修繕費もそれほどかからない。
住宅費に大きなお金をかけずにすめば、それほど必死に働かなくてもいいし、自由に使える時間が増える。
といったものでした。
大いに賛成です。
この著者のYADOKARIというのはアートディレクターのさわだいっせいさんと、プランナーのウエスギセイタさんを中心とするクリエイティブ集団だそうです。YADOKARIという名前がとてもユニークです。
スモールハウスのプロデュースや、空き家・空き地の再利用支援をしており、実際に250万~(モニター販売価格。2016.5.27現在ではモニター販売はすでに終了しており、300万~)のスモールハウス『INSPIRATION』を販売しています。
この本では、実際に小さい家に住んで自由に生きている人たちを取材し、紹介しています。
紹介されている人たちはみな自分達の暮らしに満足し、自由に生き、人生を楽しんでいるようでした。
このような新しい暮らしをしている人がいるというのを知り、目からうろこでした。
この本を読んで思ったこと
この本を読んで、住宅費に莫大なお金をかけるのはバカげているな、とあらためて感じました。
何千万もする家を買い、莫大なローンをかかえることとなり、ローンの支払いを抱えているばかりに仕事に縛られ、自由につかえる時間が減り、心が削られていく…。
そんな暮らしは嫌です。
現代では都心近郊でマイホームを買い、ローンを抱えるというのが一般的なので、都心部を離れて小さい家に住むというのはかなり勇気がいります。
人と違ったことをするというのは、怖いです。
でも、それによって自由になれます。ストレスが減ります。
新しい生き方だと思います。
小さい家に住み、厳選したモノだけに囲まれた、仕事に縛られることのない、自由な生活をしたいです。生活をするのにたくさんのお金は必要ありません。
そんな暮らしがしたいです。
そのためにも、まずは不要なものを減らしていかなくては。
この本を読むことによって、新しい生き方のヒントをもらえました。
できることから実践していきたいです。