株主優待の改悪に注意【株主優待目的だけで株を買うのは危険!】

私は所有している株が何種類かあります。

いずれもリーマンショック後の株価が下がっているときに購入したものなので、含み益はかなり出ています。

所有している株は、基本的にその会社を応援したいと思って買ったものなので売る気はないし株価の変動にもそれほど注目はしていません。もちろん、株価が上がったらうれしいですが。

そして、株主優待が届くとちょっと得した気分になります。

そのうちの一つ、スギホールディングスの株主優待が先日届きました。

スギホールディングスの株主優待

2016.05.28現在、スギホールディングスの株主優待

<優待券>

  • 100株以上1,000株未満の株主様には3,000円相当の弊社ご優待券を贈呈。
  • 1,000株以上保有の株主様には5,000円相当の弊社ご優待券を贈呈。

※お近くに店舗がなく優待券をご利用いただけない場合、各金額相当のギフトセットもしくはカタログギフトとの交換も可能です。

<株主優待制度の変更>

スギグループ全店(スギ薬局・ドラッグス ギ・ジャパン)でお買い物の際に店頭価格 より 5%割引する株主優待カードを廃止します。

ということになっています。

今回は特別に創業40周年を記念して株主様ご優待パスポートというのがもらえました。

1回のお買い物の会計が3000円(税込)ごとに+150ポイントもらえるそうです。

期間中、何度でも利用できるとのこと。(処方せん調剤は対象外)

しかし、今までは5%割引になる株主優待カードをもらえていたのですが、それがなくなりました。

まあ、トータル的には株主優待は改悪したといえるでしょう。

でも、配当金はアップしています。

<配当状況(1株当り)>

2010年 12.00円
2011年 14.00円
2012年 25.0円
2013年 27.0円
2014年 40.0円
2015年 40.0円
2016年 45.0円

株を100株持っていたとしたら、配当金は年に4500円もらえるということです。(そこから税金が引かれますが)

株主優待を改悪し、その分配当金をアップするというのは、たくさん株を持っている人が得をするということですね。

まあ、公平性を考えればそうなるのでしょう。

私が言いたいことは、株主優待だけを目当てに株を買うのは危険だということです。

株主優待は予告なく変更されます

そして、その変更というのは基本的に改悪に向かうことが多いです。

せっかく株主優待目当てに株を買ったのに改悪したら、あてがはずれてしまいます。

やはり株はその会社を応援したい、成長性に期待できる、と思う会社の株を買うに尽きます

でも、そういう会社を見つけるのは難しいです。

そうそう見つかりません。

なので、私は保有する株は数種類しかありません。

保有資産のほとんどはインデックス投信です。

これならどの株を買うか悩む必要はありません。

(参考)投資をするのにインデックス投信がいいと思う理由

応援したい会社があれば無理のない範囲でその会社の株を買い(すべての資金を株に投入するのはバランスを欠き、危険だと思います)、それ以外はインデックス投信で積立投資をする、というのがバランスのいい投資方法なのかな、と思います。

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